プラス・ムーブメントが推進する「地域情報コンテンツネットワーク」。平たく言うと、全国の地域ブロガーにご参加いただき、地域に貢献し、地域のみなさまに信頼され、愛されるメディアとして媒体価値の向上にそれぞれ努めようというものです。

歴史を紐とくと「地域ブランド」という考え方は昔からあり、PRプランナー資格の行政広報の試験項目の一部だったりもします。

そもそも地域ブランドは「地方の時代」と呼ばれた1970年代後半から、地域の個性的な取り組みとして始まりました。1979年に当時の大分県知事によって提唱された「一村一品運動」が有名なところ。

この運動は

「地域の主体的な取り組みのもとに、各市町村の顔となり、全国に通用する産品を作り出すことにより、地域の”むらづくり”と結びつきながら、地域振興と人口定住をねらい」(『地方自治の現代用語』学陽書房、2005)

とのことで、自治体の自立を意識した動きだったんですねー。

「つまり、その地域を代表する特産品やサービスのブランド化だけでなく、その地域の魅力そのものがブランド化の対象となる。」(『改訂版 広報・PR概論』公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会、2012)

変遷はずいぶん省略しましたが、ブランドの対象はモノからサービス、そして地域そのものの魅力に変わりました。

ということで、地域のブランド化は今まで自治体主導で続けられてきたけれど、地域の魅力を効果的にアピールし、資源を地域内部で活用していくには、地域ブロガーやNPOなどいろんな組織や団体みんなで力を合わせて地域を盛り上げていきましょうという方向になっています。

このまま「地域情報コンテンツネットワーク」がブロガーの活躍の場となれば、PRの教科書にも載りそうですね。

カテゴリー: マネジメント

mizumaki

プロデュース部の水牧美智子です。PRSJ認定PRプランナー、ユニバーサルイベント検定試験合格者。企業以外に官公庁・自治体・地方団体・業界団体の企画のお仕事も。ご依頼いただいたクライアントの信頼に応えるべく、プライドを持って仕事に取り組んでいます。