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【ブックレビュー】母親と娘の適正距離『逃げたい娘 諦めない母』

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著者のおひとり、朝倉真弓さんからご献本をいただきました。ありがとうございます!

家族関係、人間関係の悩みなどカウンセリングする原宿カウンセリングセンター所長の信田さよ子さんと、実用書やビジネス書のライティングを数多く手掛ける朝倉真弓さんお二人の共著です。

この本は東京で働きながら一人暮らしをしている33歳の娘が母との適正距離を築いていく内容です。

悪気なく小さなストレスを与えてくる母親への悩みと、娘が取るべき対処法を解説しながら物語は進んでいきます。

ネガティブに向かいがちといいつつ、前向きに物事を解決しようとする主人公なので親子の悩みと言っても重苦しい読み心地ではありません。

大事だけどうっとおしい母親からどう自由になるか

毒親とは言わないまでも、話していると小さなストレスが積もってしまう母親とどのように適正な距離を置くか。

ココが重要で、母親と真正面から戦うわけでも、まるっきり絶縁してしまうわけでもありません。

適度に精神的な距離を置くことで母にも娘にもお互いにとってよい関係性を築く、その距離の作り方が書いてあります。

目次を見るとまず母のことを知ってから娘がとるべき具体的なアクションへとつなげてあります。

母の取り扱い説明
Chapter 1 「あなた変わったわね」理想を更新する母
Chapter2 「どうして結婚しないの?」理屈は無視する母
Chapter3 「将来を心配してるの! 」人生を2度楽しみたい母

娘のリスク管理
Chapter4 「親には逆らえない」小さなノーを繰り返そう
Chapter5 「親に申し訳ない」罪悪感は謝罪で消えない
Chapter6 「自分勝手に生きてもいい」人生の主役を取り戻す
Chapter7 「大人になった私たちの味方は誰か?」親への期待を放棄しよう

「やさしい娘」を脱して「しあわせな娘」になりましょう

親の期待には必ず応えなくてはいけない、いい子でなくてはいけない、という心の縛りを優しく解きほぐしてくれる信田さよ子さんのコラムも必読です。

「娘に必要なのは、論を尽くすことではありません。母親の介入から自分を守る壁を築くことです。」

「その場しのぎの『ごめんなさい』は命取り」

「子供は三歳までに一生分の親孝行を終えている」

心を自由にする考え方や、救われる名言がたくさん入っています。

自分が妊娠したら母と同じになってしまうのか心配

信田さんは女性の場合、出産を通して望ましい育児をするための努力をし、遡って自分と母の関係を振り返るチャンスがあるので、単純な世代間連鎖は無いと断言されています。(今の時点ではっきりしているのは父から息子への連鎖だそうです)

もし、子供を持つことに恐れをもっていたら信田さんの言葉を思い出してください。

受け身ではなく、自分の人生を生きるために悩める女性にぜひ読んで欲しい1冊です。

『逃げたい娘 諦めない母』
朝倉 真弓,信田 さよ子( 幻冬舎)1404円
4344029445

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